いつもありがとうございます。
取締役専務の稲毛です。
昨日、新潟商工会議所主催のセミナーに行ってきました。
(いつもは一人ですが、今回は社員6名と一緒に参加)
タイトルは、
売れる仕掛けと逆説マーケティング
~どんな不況下でも売り上げを上げる非常識な戦略~
という刺激的なもの。
正直、どんな内容か不安でしたが、
王道中の王道、本質的な話ばかりで、
とても参考になりました。
ということで、セミナーの話を応用し、
ブログのタイトルの意味についてお話ししたいと思います。
マーケティング分野では有名ですが、
「ドリルの穴の話」を知っていますか?
ハーバード大学大学院のセオドア・レビット教授が著書:マーケティング発想法で、
「昨年、4分の1インチ・ドリルが100万個売れたが、
これは人びとが4分の1インチ・ドリルを欲したからでなく、
4分の1インチの穴を欲したから」
と記述したことから、
「お客様は商品やサービスがほしいのではなく、それによってもたらされる効果がほしいのだ」
という考え方を表現するために引用されています。
これは福祉用具も同じことです。
先ほどの考え方の“商品やサービス”を“福祉用具”に置き換えると、
タイトルの文章になります。
「当たり前だ!」と思われる方もいると思いますが、
日々、仕事をしていると意外と抜け落ちてしまうものです。
皆さんは、
福祉用具を売っていますか?
それとも、福祉用具によってもたらされる効果を売っていますか?
この考え方は、
福祉用具サービス計画の目標設定とその達成方法に、
とても大きな影響を与えます。
ぜひ、考えてみてください。
それでは、また。
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