新津美術館で開催されているリサ・ラーソン展「創作と出会いをめぐる旅」へ行ってきました。
リサ・ラーソンさんは90歳を迎える現在でも、いまだ作製意欲が衰えず人としても魅力的な陶芸家です。
彼女は1931年にスウェーデンのスモーランド地方・ハールンダで生まれました。自然豊かな環境で培った感性で、やさしくかわいいコケティッシュな動物や素朴で温かみのある表情豊かなフィギュアは本国スウェーデンだけでなく世界中で愛されていますが日本でもファンが急増しています。彼女がなぜ日本で愛されているのか作品を見ていて感じましたが日本の「かわいい!」文化が共鳴しているのかもしれません。観ていてギュッと掻き抱きたくなる衝動にかられる触感は、そこにあるはずのない柔らかさ、生身の存在感を感じさせてくれます。
久しぶりに芸術を堪能することができて創作意欲が湧いてきました。笑