移乗機器の講義

新入社員に対して「移乗機器」の講習をして欲しいとの要請を受け、5時間かけ、移乗に関する話を演習を交え行いました。
そこには未熟ながらも、一生懸命に理解しようとする新入社員の姿がありました。 頼もしい限りです!
内容は…
・移乗機器の考え方
なぜ移乗機器を使うのか? どのようなものなのか?を理解してもらうことに努めました。
そこで大事になってくるのが「移乗機器を知ること」です。
話を進めていくと、使い方は分かっていても移乗機器の”特性を知らない”ことが分かりました。
これでは移乗機器を選定する際に「なぜこの商品を選定したのか?」が明確ではなくなります。
新入社員の現状が良く分かった場面でした。
・プロっぽさ
あくまでも移乗機器を使用(提案)することは「手段」ですから、これを使うと「楽だ!」と実感してもらう必要があります。
それには「見た目や振る舞い」も大きな要素です。
頼り甲斐のない素振りや行動をしていては、たとえ良い商品(移乗機器)であっても相手にはそれが通じません。
それがお客様であれば、よりそう思うでしょう。「本当にこの商品を使って大丈夫なのか?」と・・・。
そして「この人で大丈夫か?」と・・・。

いつでも「見られている意識」と「プロとしての自覚」を持ちながら、自信を持って接して欲しいです。
それには「日ごろの努力」がものを言います。
・演習
スライディングボード、移乗シート(ボード)、リフトを使いました。



当たり前ですが、手際が悪い…
学ぶべきことはまだまだ多いと感じたことでしょう(笑)
・質疑応答
特になかったようなので、今現在悩んでいることを聞きました。
明確な答えになっていたのかは定かではありませんが、少しでも”気付き”になっていたと思います(笑)
参加した新入社員、お疲れ様でした。
私もたいへん疲れました(苦笑)
しかしながら、非常に多くの気付きと、関わりが持てたことは私にとって財産です。
努力を怠らず、頑張っていきましょう!

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